NINTENDO　DS　マジコン使ってみる

その１

マジコンとは

まずは「マジコン」がないとなにもできません、これは市販のカートリッジからデータを吸出して、パソコンにコピーし専用のメモリなどに変換したりできる機械です。他にも音楽や動画なども再生できるものや、実機とは違うものをエミュレートできる機能がついているものもあります。個人で楽しむ範囲内であれば問題はないのかも知れないのですが、あくまでグレーゾーンですのでしっかり勉強して、合法的に、そして気をつけて、遊びましょう。

マジコンで使う用語集　VOL.1.0

ROM	吸い出したりしてバックアップしたパソコン用に変換したファイル。この場合****.ndsや****.gbaなどのファイルのことをさします。
パッチ	ゲームデータのうえから書き込みをしてデータを改変してしまうプログラム。遊びつくしたゲームや、クリアがどうしてもできないものには効果的。なんでもかんでもパッチを使うとゲーム本来の楽しさを損なう恐れアリ。
SAGAME	GBAマジコンの一種で256Mと書いてあれば256メガビット（メガバイトではないので注意）が書き込みできる、ＧＢＡのデータなら３本くらいは入ります。８bitで１バイトです。今回は使いません。
SUPERCARD	今回メインで紹介する機械。ＳＤカードやminiSDタイプのものもあるがＣＦのタイプを使って見ます。内容はＣＦに入れたデータをＧＢＡのスロットに挿すために変換する機械。もともとはGBAの実機でGBAのデータを走らせるものだったが、ファームウェアでDSも動かせるようになった、息の長いマジコン。512MB（メガバイト）なので大量にゲームが入る。
PASSKEY2	今回のキーとなるNINTENDO　DSでゲームを起動するのに必要不可欠な機械。なくても起動できる超ミラクル技もあるが、今回は怖いので却下。
G6	今回は使わないが、今現在でもっとも起動率の高いGBAフラッシュROMタイプのNDSマジコン。SUPERCARDに比べてロード時間も少ない。
M3	SUPERCARDはGBA用だったが、今回はNDS用なので音楽や動画も変換する際に非常にやりやすく実機からもはみ出さないので電車の中でも大丈夫！？CFタイプやSDタイプが10000円を切る価格で販売されているが、普通には手に入らない。
ファームウェア	マジコンのプログラムは常に新しいROMやシステムに対応させるために中のプログラムをバージョンアップしています。GBAしか動かなかったSUPERCARDがNDSに対応したのもこれのお陰。

事前に確認すること

ファームウェアを確認します。

市販のゲームをいれ起動し、ピクトチャットに入ります。チャットルームに入った後、市販ゲームを取ります。

変化なし　バージョン1
青色　バージョン２
緑色　バージョン３
黄色　バージョン４
紫　バージョン５

これでわかります。DS　LITEはバージョン５なのでPASSKEY２を使います。

用意するもの

PASSKEY2自体のファームウェアもアップしよう。

これをすることによるゲームの対応数を増やしたりバグを修正したりできる。PASSKEY２用のファームウェアである「K2-HW03.gba」をCFに書き込みます。そのあとGBAモードで起動（GBAモードで起動かDSモードで起動かを最初に選べるようにDS側で設定しておく）して、プログラムを起動する。その後、写真のようにマジコンを抜きPASKEY２のキットを付けバージョンをあげる。